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11.162022
相続相談
こんにちは。岡田です。
お客様から相続の相談をされた時
まず聞かれるのが
うちは相続税いくらくらいかかるの?
誰もが税金をいくら取られてしまうのか、気になりますよね。
相続税は不動産だけでなく、現金や保険金(保険によってカウントされないものもあり)
金融資産等も含めて算出されますが、不動産は価格がわかりにくいので皆気にされます。
相続時の不動産の価格算出方法は実勢価格(実際にその時点で売れるだろう価格)
ではなく
路線価というものを使います。
路線価は国税庁が発表する相続税や贈与税の基準となる価格のことで
国税庁のページから誰でも見れます↓
価格の知りたい不動産の前面道路に数字とアルファベットが記載されており
これだと
270D
とあります。
路線価の数字は千円単位なのでこの不動産の相続価格は
㎡あたり270千円(27万円)
となります。
例えば100㎡の土地なら
100×27万円=2700万円
と計算します。
後ろについているアルファベットは借地権割合といって
上部に表があり、その%をかけたものが借地権の場合の価格となります。
路線価で求めた価格は、実勢価格より低くなります。
場所にもよりますが一般的には実勢価格の6~7割前後が多いと思います。
現金で残った財産は、そのままの額で相続価格に計算されますが
不動産は路線価で計算するので、低く計算されるので相続時はお得です!
相続時の不動産相談も当社で受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。