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贈与税の非課税措置

約40年振りに相続税の法改正が行われるというニュースがありました。

本日は住宅購入の際に関わる贈与税のお話をします。
住宅を買う場合に親から援助してもらえる人もいるでしょう。
そんな方が気にしなければいけないのが贈与税です。

■贈与税とは
生きている人から財産をもらったときにかかる税金を贈与税といいます。
1年間に110万円以内の贈与であれば贈与税はかかりません。

ただ例外があります
(※他にも例外がありますが、住宅と関係ないので割愛します)
 ・贈与税の配偶者控除
  婚姻期間が20年以上の夫婦の間で、
  居住用不動産又は居住用不動産を取得するための
  金銭の贈与が行われた場合、基礎控除110万円のほかに
  最高2,000万円まで控除(配偶者控除)できるという特例です。

 ・相続時精算課税
  60歳以上の父母又は祖父母から、20歳以上の子又は孫に対しての
  2500万円の贈与税が非課税になります。

 ・住宅取得取得資金贈与の非課税措置
  最大1,200万円まで非課税です。
  ただ年々この額は減ってきています。
  平成33年4月1日から最小で300万円までしか非課税とならないのです。

ある企業が調査した結果、住宅購入で親からの援助は3割から4割、
またその平均援助額約500万円強です。

500万円であれば、110万円以内なら税金がかからないから
毎年100万円あげればよいのでは?と思ってしまいますが、
定期的に贈与しているのはまとまったお金を贈与したとして
500万円に対して贈与税がかかってしまいます。

親から援助してもらえる場合はそれぞれの条件で非課税額が変わるので、
これも考えなければいけないことです。

 

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